大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAI)
Femoroacetabular impingement
大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAI)にお悩みの方へ
大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAI)にお悩みの方へ
名古屋市南区・瑞穂区・天白区・緑区を中心に大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAI)でお悩みの方が多くご来院されています。当院では、その場しのぎではなく「なぜその症状が出ているのか」を大切にしています。
「股関節を深く曲げると引っかかる、詰まる…これって何?」と気になっていませんか?
・股関節を深く曲げる動作(しゃがむ、あぐらをかくなど)で鼠径部が痛い
・股関節をひねる動作で引っかかり感や詰まる感じがある
・スポーツの切り返しやキック動作で鼠径部に痛みが出る
・長時間座っていると股関節が痛む
・股関節の動きが左右で違う気がする
・病院で股関節の骨の形について指摘されたことがある
一つでも当てはまる方は、まずは一度、状態を確認してみませんか?
ひとりで悩まずにご相談ください。

大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAI)の原因について
FAI(Femoroacetabular Impingement)は、大腿骨(太ももの骨)側と寛骨臼(骨盤の受け皿)側の骨の形にわずかな特徴があることで、股関節を深く動かした際に骨同士がぶつかり(インピンジメント)、その間にある関節唇や軟骨が繰り返し損傷を受ける状態です。
FAIは骨の形の特徴によって、大きく2つのタイプに分けられます。
・Cam(カム)型:大腿骨頭から頸部にかけての骨がでっぱっている状態。20〜30代の男性、特に成長期に活発にスポーツをしていた方に多く見られます。
・Pincer(ピンサー)型:寛骨臼側が過剰に大腿骨頭を覆っている状態。30〜40代の女性に多く見られます。
・両方の特徴を併せ持つMixed(混合)型もあります。
これらの骨の形の特徴は、遺伝的な要因や、成長期の活発なスポーツ活動が関与すると考えられています。骨の形そのものは軽度な異常であり、レントゲンだけでは見逃されることもあります。
股関節の屈曲・内旋(曲げてひねる)動作の繰り返しで衝突が起こると、関節唇に負担が蓄積し、損傷や痛みにつながります。股関節唇損傷の8〜9割はFAIが背景にあるとも報告されており、FAIは股関節唇損傷の根本的な原因として重要視されています。
FAIを放置するとどうなるか
「股関節が硬いだけだろう」と様子を見ているうちに、骨同士の衝突が繰り返され、関節唇や軟骨への負担が蓄積していくことがあります。
・関節唇の損傷が進行し、痛みや引っかかり感が強くなる
・股関節の可動域制限が進み、深く曲げる動作がしづらくなる
・関節唇の損傷が悪化すると、軟骨や骨まで損傷が及ぶことがある
・進行すると、変形性股関節症へ移行するリスクが高い
・研究では、FAIのある股関節の約8割が10年以内に変形性股関節症を発症し、うち約3割が人工股関節が必要な段階まで進行したとの報告がある
FAIは将来の変形性股関節症のリスクと関わりが深いことが分かってきています。「股関節が硬い」「詰まる感じがある」といった段階で、一度状態を確認しておくことが、将来の股関節を守るうえで大切です。
当院のFAIへの考え方と施術
当院では、「股関節が硬い」というだけで一律の施術は行いません。
具体的には
・股関節を曲げてひねる動作での痛みや引っかかりの誘発
・股関節の屈曲・内旋角度の左右差の確認
・関節唇損傷を疑う所見(引っかかり感、クリック音)の有無
・股関節周囲の筋力バランス、動作の癖の確認
・グロインペイン症候群など、似た症状を示す他の疾患との鑑別
などを確認した上で、施術を行います。
FAIは骨の形そのものを変えることはできませんが、股関節周囲の筋肉の柔軟性やバランスを整えることで、衝突による負担を減らし、症状の軽減につなげることを目指します。鍼やハイボルテージによる炎症緩和・血流改善を行いながら、股関節に負担の少ない動作の使い方をご案内します。関節唇損傷が疑われる場合や、可動域制限・引っかかり感が強い場合には、無理に施術を進めず医療機関での画像診断(MRIなど)を優先していただきます。

施術の特徴
・状態に合わせたシンプルな施術
・強い刺激や矯正などは行いません
・必要以上に通わせることはしません
・無理な通院提案や回数券の押し売りは行っていません
当院について(安心してご来院いただくために)
当院では、柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師の国家資格を持つ施術者が対応しています。
また、医師の主催するメディカルチェックへの参加経験や専門学校での講師経験もあり、身体の見方や評価についても日々アップデートしています。
そのため、
・症状の見極め
・状態の評価
・適切な対応の判断
を大切にしています。

医療機関との連携について
当院では、施術の適応かどうかをしっかり見極めます。
・強い引っかかり感、ロッキング症状がある場合
・股関節の可動域制限が強い場合
・関節唇損傷が疑われる場合
・保存的な対応で改善が見られない場合
・MRI・CTなど詳細な画像診断が必要と考えられる場合
・変形性股関節症への進行が疑われる場合
など、いわゆるレッドフラッグ(Red flag)が疑われる場合には、無理に施術を行わず、専門医への受診をおすすめします。
「当院で対応できるかどうか」などでもご相談ください。
初めての方へ(来院時の流れ)
①お問い合わせ・ご相談
お電話またはLINEでご予約の旨をお伝えください。
②問診・カウンセリング
身体の状態などを詳しく伺います
③状態のチェック・説明
可動域や痛みの箇所を確認し、今後の施術方針を分かりやすく説明します。
④施術開始
国家資格保持者が、症状に合わせた最適な施術を行います。
⑤今後のアドバイス
日常生活での注意点や、今後の通院ペース、手続きについてお話しします。

このような方におすすめです
・原因をしっかり知りたい方
・その場しのぎではなく改善したい方
・接骨院選びで不安がある方
・無理に通わされるのが嫌な方
実際の症例
20代 男性/社会人フットサル選手
主な症状
股関節を深く曲げる動作やひねる動作で、鼠径部に詰まるような痛みが出るようになりました。切り返しの動作でも症状が出ておりました。
来院のきっかけ
「グロインペインかと思ったが、股関節の動き自体に引っかかりがある」というご相談でご来院いただきました。
来院時の状態
股関節の屈曲・内旋動作で明らかな引っかかりと痛みが誘発され、左右で可動域に差が見られました。
対応・施術
状態を確認しながら対応させていただきました。股関節に負担の少ない動作の使い方についてもご説明し、鍼による周囲筋肉へのアプローチと柔軟性改善を行いました。
経過
数回の対応で引っかかり感と痛みは軽減されました。競技を継続しながら、現在はメンテナンスとして月1回ご来院されています。
30代 女性/ヨガインストラクター
主な症状
股関節を深く曲げるポーズで鼠径部に痛みが出るようになり、徐々に長時間座っている際にも違和感を感じるようになっておりました。
来院のきっかけ
「仕事柄、股関節を深く使うため、原因をしっかり確認したい」というご相談でご来院いただきました。
来院時の状態
股関節の内旋動作で痛みが誘発され、関節唇損傷を疑う引っかかり感も見られる状態でした。
対応・施術
関節唇損傷の可能性があったため、まず整形外科での画像診断(MRI)をご案内しました。整形外科にてFAI(Pincer型)とのご連絡をいただき、保存療法を並行することになりました。当院では医療機関の方針に沿って、ハイボルテージによる症状緩和と、股関節周囲の柔軟性・筋力バランスの調整サポートを継続しております。
経過
4ヶ月ほどかけて徐々に症状は改善され、卒業されました。
その他関連症状
股関節は体重を支えながら、歩く・立つ・しゃがむなど大きな動きを担う部位です。変形性股関節症やグロインペイン、股関節周囲の痛みなど、加齢やスポーツ動作、姿勢のクセ、繰り返しの負担が原因となることが多くあります。痛みや動かしにくさが続くと、歩行や階段の上り下りなど日常の動作がつらくなることもあります。当院では問診と検査を丁寧に行い、股関節だけでなく骨盤や周囲の筋肉のバランスから原因を確認しながら、無理のない施術を進めていきます。それ以外でも、もちろん対応しておりますので公式ライン・電話等でお気軽にご相談ください。
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