脱臼
Dislocation
脱臼にお悩みの方へ
名古屋市南区・瑞穂区・天白区・緑区を中心に脱臼でお悩みの方が多くご来院されています。当院では、その場しのぎではなく「なぜその症状が出ているのか」を大切にしています。
「関節が外れてしまった…早く元に戻したい」と困っていませんか?
・肩や指などの関節が、明らかに変な方向を向いている
・関節を動かせない、強い痛みで腕・指が上がらない
・以前にも同じ関節を脱臼したことがある(繰り返している)
・スポーツ中の接触や転倒で肩を強くひねった、手をついた
・脱臼後、整復はしてもらったが、その後の対応をどう進めればいいか分からない
・脱臼グセがあり、根本的に改善したい
一つでも当てはまる方は、まずは一度、状態を確認してみませんか?
ひとりで悩まずにご相談ください。

脱臼の原因について
脱臼とは、関節を構成する骨同士が、本来の位置関係から完全に外れてしまった状態を指します(部分的にずれた状態は「亜脱臼」と呼ばれます)。全身のさまざまな関節で起こり得ますが、中でも肩関節は、可動域が広い分、骨同士の接触面が小さく構造的に不安定なため、脱臼が最も多く見られる関節です。
肩関節脱臼は、ラグビー、アメフト、柔道などのコンタクトスポーツでの接触や、転倒して手をついた際の外力によって生じることが多く、ほとんどが「前方」への脱臼です。腕を上げて外側にひねる動作(投球動作のような姿勢)を強制されることで発症しやすいとされています。
脱臼が起こると、関節の安定性を支えている関節唇・関節包という組織が損傷することが多く、特に肩関節では「バンカート病変」と呼ばれる関節唇の損傷が典型的です。この組織が一度損傷すると、たとえ整復されて元の位置に戻っても、組織そのものは修復されないまま治癒することがあり、関節の安定性が低下したままになります。
原因は次のように分類されます。
・コンタクトスポーツでの接触・衝突
・転倒して手をつく、腕を強くひねるなどの外力
・関節の生まれつきの柔らかさ(関節弛緩性)
・過去の脱臼による関節唇・関節包の損傷(反復性脱臼のリスク要因)
・加齢や運動不足による、関節周囲の筋力低下(安定性の低下)
若年者ほど反復性脱臼へ移行しやすいことが知られており、10〜30代の初回脱臼では、再脱臼率が約90%にものぼるとの報告もあります。これは、若年者の組織の柔軟性が高いことに加え、受傷後も同じスポーツ活動を継続する傾向があるためと考えられています。
脱臼を放置すると(対応を誤ると)どうなるか
「整復してもらったから、もう大丈夫」と、その後のケアを疎かにしていると、次のような経過をたどることがあります。
・関節唇・関節包の修復が不十分なまま治癒し、関節の不安定性が残る
・軽微な力でも脱臼を繰り返す「反復性脱臼」へ移行しやすくなる
・脱臼を繰り返すたびに関節唇の損傷が広がり、「脱臼のクセ」がさらに強くなる
・関節の不安定感から、日常生活・スポーツ活動へのパフォーマンスに影響が出る
・繰り返すことで関節軟骨や骨そのものにも損傷が及び、将来的な変形性関節症のリスクが高まる
脱臼は「整復して終わり」ではなく、その後の固定期間や、関節を支える筋力の回復まで含めて対応することが、反復性脱臼への移行を防ぐうえで重要です。特に脱臼を繰り返している場合は、保存療法だけでは改善が難しく、手術が検討されることもあります。
当院の脱臼への考え方と施術
柔道整復師には、脱臼に対する応急手当(整復・固定)を行うことが法律上認められています。ただし、応急手当後に施術を継続する場合には、医師の同意が必要になります。当院では、この枠組みに沿って、段階ごとに適切な対応を行っています。
●応急手当(受傷直後)
受傷直後、脱臼が疑われる状態でご来院いただいた場合、当院ではエコーで関節の状態を確認したうえで、整復・固定の応急手当を行います。整復後は、骨折の合併がないかなどを確認するため、速やかに整形外科を受診していただき、その後の施術についての医師の同意をいただきます。
●医師の同意のもとでの後療(固定期間中)
医師の同意を得たうえで、固定期間中の関節周囲の筋力維持、ハイボルテージによる痛みの緩和を行います。特に肩関節脱臼では、初回脱臼後の固定期間とその後のリハビリの進め方が、反復性脱臼への移行リスクに影響するとされているため、医師の方針に沿って慎重に進めます。
●固定除去後のリハビリ
固定が外れた後は、関節を支えるインナーマッスルを中心とした筋力トレーニングを行い、関節の安定性を高めていきます。反復性脱臼を繰り返している方には、脱臼しやすい肢位を避ける動作の指導も含めてサポートします。手術が検討されている場合は、その方針に沿って術前・術後のケアを行います。

施術の特徴
・状態に合わせたシンプルな施術
・強い刺激や矯正などは行いません
・必要以上に通わせることはしません
・無理な通院提案や回数券の押し売りは行っていません
当院について(安心してご来院いただくために)
当院では、柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師の国家資格を持つ施術者が対応しています。
また、医師の主催するメディカルチェックへの参加経験や専門学校での講師経験もあり、身体の見方や評価についても日々アップデートしています。
そのため、
・症状の見極め
・状態の評価
・適切な対応の判断
を大切にしています。

医療機関との連携について
当院では、施術の適応かどうかをしっかり見極めます。
・脱臼が整復されていない状態(速やかに整形外科の受診が必要です)
・脱臼・骨折の後療について、医師の同意がまだ得られていない場合
・整復後、骨折の合併や神経・血管の損傷が疑われる場合
・反復性脱臼で、手術の適応について医師の判断が必要な場合
・整復が困難で、医療機関での対応が必要な場合
いわゆるレッドフラッグ(Red flag)が疑われる場合には、無理に施術を行わず、専門医への受診をおすすめします。「当院で対応できるかどうか」などでもご相談ください。
初めての方へ(来院時の流れ)
①お問い合わせ・ご相談
お電話またはLINEでご予約の旨をお伝えください。
②問診・カウンセリング
身体の状態などを詳しく伺います
③状態のチェック・説明
可動域や痛みの箇所を確認し、今後の施術方針を分かりやすく説明します。
④施術開始
国家資格保持者が、症状に合わせた最適な施術を行います。
⑤今後のアドバイス
日常生活での注意点や、今後の通院ペース、手続きについてお話しします。

このような方におすすめです
・関節が外れてしまい、早く適切な対応をしたい方
・脱臼と診断され、医師の同意のもとリハビリを進めたい方
・脱臼を繰り返していて、根本的に改善したい方
・スポーツへの復帰を目指しながら、関節の安定性を高めたい方
症例
20代 男性/ラグビー選手
主な症状
試合中のタックルで肩を強く捻り、その場で肩が明らかに変形し、腕を動かせなくなりました。
来院のきっかけ
「肩が外れているのが分かり、早く対応してほしい」ということで、受傷直後にご来院いただきました。
来院時の状態
肩関節が前方に脱臼している状態で、強い痛みと変形が見られました。
対応・施術
応急手当として、エコーで骨折の合併がないか確認したうえで、整復・固定を行いました。その後、速やかに整形外科を受診していただき、レントゲンで骨折の合併はなく、肩関節前方脱臼(初回)と診断されました。医師の同意を得たうえで、当院で固定期間中の周囲筋力の維持と、ハイボルテージによる痛みの緩和を行いました。
経過
固定除去後、医師の許可のもと、インナーマッスルを中心とした肩関節の安定性トレーニングを行いました。段階的に競技へ復帰し、反復性脱臼への移行を防ぐためのケアを継続して行いました。
10代 男性/高校バスケットボール部(反復性脱臼)
主な症状
以前にも同じ肩を脱臼したことがあり、今回は日常のシュート動作という軽い負荷で再び肩が外れてしまいました。
来院のきっかけ
「脱臼を繰り返していて、そろそろ根本的に対応したい」というご相談で、保護者の方と一緒にご来院いただきました。
来院時の状態
整復済みの状態でご来院され、肩関節の不安定感と、外転・外旋動作での不安感を訴えられました。反復性脱臼への移行が考えられる状態でした。
対応・施術
反復性脱臼が疑われたため、整形外科での画像診断(MRIなど)と、手術の要否についての相談をご案内しました。整形外科での方針決定後、当院では医師の方針に沿って、保存療法期間中の肩関節周囲の筋力トレーニングと、脱臼しやすい肢位を避ける動作指導を行いました。
経過
保存療法での経過観察を続けながら、当院でのトレーニングを継続しています。今後の脱臼の頻度や不安感の変化を見ながら、医療機関と情報共有を続けています。
その他関連症状
スポーツによる痛みやケガは、使い過ぎ(オーバーユース)やフォームのクセ、身体の使い方のバランスが原因となることが多くあります。野球肩、ジャンパー膝、シンスプリントなど、競技特有の症状にも対応しています。ケガをしてからの施術だけでなく、再発を防ぐための身体づくりや、パフォーマンス向上のご相談も可能です。当院では検査で原因を見極めながら、競技を続けながらの改善を目指して施術を進めていきます。
また、転倒や衝突などによる骨折、脱臼、打撲、捻挫などの急性のケガは、早期の対応が回復のスピードに大きく影響します。応急処置から、その後の施術計画まで、状態に合わせて対応しています。痛みの原因がはっきりしている外傷は、健康保険の適用対象となることが多いため、ご不安な方はお気軽にご相談ください。
それ以外でも、もちろん対応しております。
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